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dangkangの日記

主に日常,たまに研究と仕事について

検査日記

どうも、検査してますか?


日頃、(二郎以外の)健康には気を使って生きているわけですが、昨年の人間ドックに始まり、空前の検査ブームです。5月は腸検査、呼吸器(鼻・喉)の検査をしてきました。腸検査は慶應病院にて実施し、特に問題もなく、非常に綺麗な腸とのことでした。呼吸器検査は銀座の某クリニックにて実施。こちらはongoingなので、後日レポートします。

 今日のトピックは別にあるのです。えぇ、成人男子、というか壮年男子特有の悩みである頭髪です。自分で言うのもなんですが、特に頭髪に悩みがあるというわけでもなく、なにごとも予防、ということでですね、先日新宿の某クリニックに調査に行ってきましたよ、と。選定理由としては、色々な頭髪専門医に通った方で、かつ、髪がふさふさの方(お医者さま)の推薦です。それだけで、十分なスクリーニングになっていると思います。

 
0. 事前準備

ここは研究者の端くれ、インタビューシートを用意しました。ネットで調べあげ、薬の違い、薬の副作用、遺伝的要因の占める割合、シャンプーの選定など、いくつかの設問を用意して臨みました。

 
1. カウンセリング

カウンセリングは無料です。時間にして約30分。カウンセリングの前に、既往症、生活習慣、遺伝チェック(いわゆる親族に薄毛がいるかなど)、ストレスチェックなどA4 4Pのアンケート用紙に記入します。

カウンセリング自体は看護師なのか、単なる事務職なのかわからないですが、女性スタッフが出てきて、アンケート用紙の内容を深堀りされます。カウンセリングの段階では、頭髪に対するストレスは、日常生活の生活で感じるストレスのうち何%くらいを占めますか?なんて質問をされました。

次に、このクリニックで使用する薬の種類、効果などを一方的に説明されます。ここで「一方的」といったのは理由があって、効果等に関する質問をしても、医療判断を含むため回答できないのですね。せっかくインタビューシート用意したのに… さらに、医療的な質問は診察(10,800円)でなさってください、と促され、はい、お願いします、と優良顧客をアピール。

余談ですが、このクリニック、アンファーのスカルプDの開発を共同で行ったらしいです。なので、3800円するスカルプDが2700円で買える、とセールストーク。転売厨にはもってこいですね。

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2. 写真撮影

診察の前に頭頂部と額の写真を撮影します。普段頭頂部の写真は撮らないので、「え!、私の頭頂部、薄すぎ!」となるとアレな気持ちになるので、ドキドキです。

 
3. 診察

カウンセリング結果と写真を使って診察です。時間にして約40分。カウンセリングのところでは書かなかったのですが、このクリニックで使っている薬は3種類。

a. フィナステリド
b. ミノキシジル
c. ZA

順に紹介していきましょう。フィナステリドは、飲み薬で、別名プロペシア、有名ですね。男性ホルモンが酵素化して毛根に対して攻撃性を持つことに対する抑制効果があります。お酒を飲んだあとでも服用できます。1%程度の割合で性欲が減退するとのことです。

ミノキシジルは、飲み薬と塗り薬、いずれも処方されます。塗り薬は、巷ではリアップとして売られています。血流を促進し、育毛効果があります。副作用として、心臓の負担が高まるほか、全身の体毛が濃くなるといったケースが報告されています。こちらは、お酒を飲むと服用できないので、そういう方は朝飲んでいるようです。

ZAは栄養補助剤で、飲み薬です。

よく、フィナステリド(プロペシア)とミノキシジルはどちらが効果的なのですか?という説明をネットで見かけるのですが、これは問いの立て方が間違っています。それぞれ目的が違うわけですね。ステージによって種類を使い分けるほうが適切のようです。例えば、予防レベルだとフィナステリド(プロペシア)のみ、多少気になる場合、フィナステリド(プロペシア)+ミノキシジル(塗り)、結構気になる場合、フィナステリド(プロペシア)+ミノキシジル(飲み+塗り)、ここに至って初めて通院レベル、とのことです。こういう説明をしてくれるのは非常に良心的ですね。

これらの薬を使わなくてもタンパク質の合成に利用される、亜鉛タウリン、頭皮を正常に保つビタミンB群も予防の観点からは有効のようです。

ちなみにリアップは育毛効果としてはかなり優秀とのことです。パフォーマンス測定をしたところ、リアップのみがA、その他の製品群はC
という結果がでたそうです(ソースは不明)。越えられない壁ってやつですね。

遺伝的要因については、薄毛に関する遺伝子は10ほど存在するようで、日本人の3割は遺伝的要因を保持しているとのことです。重要なポイントとしては、10の遺伝子のうち1しか通常(料金)では検査できないようです。残りの9項目は研究機関等で高額の費用を払わなければ検査はできないようです。したがって遺伝的要因の追求は、一般人には費用対効果を考えると、割にあわないと言えますね。

シャンプーについては、弱酸性アミノ酸配合のシャンプーが一般的によいとされていますが、汚れをしっかり落とすことのほうが効果的とのことです。細かい泡での2度洗いが推奨されています。逆にワーストケースは、リンスインシャンプーとのこと。汚れが落ちる前にコーディングしてしまうそうです。

 
まとめ

ちょっと長くなりましたが、レポートは以上です。10800円払って面白い話が聞けたので、個人的には満足です。特にクリニックの名前は掲載していないですが、調べればすぐにわかるでしょう。

それでは、ごきげんよう。